2020年10月から脱炭素社会に向けてスタートしました!

環境・エネルギー

2050年の日本の社会はこのようなイメージ

出所:経済産業省

2022年12月にこのブログを書いていますので、後2050年まで28年後・・・、私は70歳過ぎている。まだまだ2050年までは先ですが、2050年になった時には、アッという間だったなって思っているんだろうと考えてしまいます。

今では、ようやくEV車のCM、環境に関することなども簡単に触れられる機会が増えてきました。リユース、リデュース、リサイクルと資源の循環型社会が大切なキーワードになっています。

なぜ、EV車も、リユースなどの資源循環も始まっているんですかね。それは、2050年までに世界国が脱炭素社会=カーボンゼロを目指しているからなんですよね。これって何をきっかけに始まってきたんでしょうか。

1992年の地球サミットからスタート

元を辿れば1992年の地球サミットです。その大きな会議で地球温暖化防止条約=気候変動枠組条約の大きな枠組みができました。その後、1997年の京都議定書が始まり、具体的なルールを定められました。

そして2015年にパリ協定へと繋がります。パリ協定は、2020年以降の温室効果ガス削減に関する世界的な取り決めが示されましたわけです。

お父さん・お母さん:気候変動枠組条約
兄貴:京都議定書、弟:パリ協定 このような構図です。

2020年までは厳格な兄貴が世話をし2020年以降は、弟!後はよろしく。と2020年以降はバトンタッチをされました。

ですが、厳格な兄貴は、先進国だけに義務を課し、目標の達成義務化としてて進んでいきました。弟のパリは、先進国だけではなく世界中の国を対象としました。ところが、兄貴と違う所は、目標を努力義務にさせたところです。

なかなか難しい・・・。ですが、5年に1回の削減目標見直しと京都議定書の時には、中国・インドが先進国として入っておりませんので、パリ協定で世界各国が目標を作らなければならなくなったがの点はいいですね。

2022年10月26日の日経新聞には、「2030年温高ガス10.6%増 各国目標分析、パリ協定遠く」と題する記事がありました。下記が主要国の削減目標。

脱炭素社会

脱炭素社会のスタートは2020年10月26日!

パリ協定の目標は、「産業革命前からの気温上昇を2度未満、できれば1.5度以内に抑えることを目指す。COP26では、気温が上昇するほど異常気象の頻発など悪影響が増すことから、1.5度目標を重視することで合意した。1.5度実現には、今世紀半ばには地球の排出量を実質ゼロにする必要がある。」

今世紀半ばが2050年ですよね。日本は、2020年10月26日の当時の総理大臣の管氏が所信表明演説で2050年までに脱炭素社会を目指すことを宣言!しました。

ここです!、ここ!。この所信表明演説がカーボンゼロ社会のスタートです。同時に2015年から2030年までのSDGs、2011年の東日本大震災からの復興および翌年の再生可能エネルギースタートへと。

環境とエネルギー、循環型社会は、2050年まで外せないキーワードとになりました。

<参照元>
・パリ協定とは? 決定した内容を、要点を絞ってわかりやすく解説/朝日新聞デジタル
・1からわかる!地球温暖化(2)パリ協定と京都議定書、何が違うの?

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