電力単価は2022年7月22日から変更!?

環境・エネルギー

2022年7月22日から目安となる電力単価が変わっていたのご存知ですか!?それまでは、27円/kwh(税込)。これからは、31円/kwh(税込)。

この単価は、公益社団法人全国家庭電気製品公正取引協議会が定めています。今まで、各メーカーさんは、27円/kwh換算でカタログなどを作成されていました。今後は、31円/kwh)に変更になります。

27円/kwhから31円/kwhへ変更!

ご家庭の電気料金の単価は、各ご家庭によって異なります。この単価はあくまでも目安と考えて下さい。でも、確実に電力料金がアップしますよ!と示しているわけです。

化石燃料・・・電気料金アップ!

電気料金がアップ理由は、化石燃料(石炭、石油、天然ガス)の高騰ですよね。現在のウクライナとロシアの戦争により、日本は直接的にその国から仕入れなくても世界の仕入単価が上がっているため、間接的な影響により化石燃料の仕入原価が高騰している、そのような流れです。

その化石燃料を使って、日本は原子力発電所を停止した以降、火力発電所で電気の大半を補っているわけです。高いコストの化石燃料を現在の同じ儲けを得るためには、電気料金を増額するしかありませんよね。これが簡単に言うと今の状況です。

※2022年9月3日現在の原子力発電所の現在の運転状況 は、玄海原発、川内原発の合計3基のみです。

資源が無い、世界のお金はドル

2つ目は、1つ目の化石燃料を仕入るために海外から輸入してきます。海外はドル取引が大半ですから、そのドル取引をするための指標=為替相場がグングン上がっているのが、今、今、今(>_<)。

資源が無い日本はそのような化石燃料を買うためにはドルでしか買えません。日本円では買わせてくれないわけです。お金のグローバルスタンダードはドルです。世界の標準語が英語なのと一緒です。

ドルで買ったが・・・、日本円に直すと、(゚◇゚)ガーン!こんなに高い(>_<)!ってなっているのが現在です。

例)
1ドル100円のジュース
今まで100円で買えていたジュースが100円で買えないんです。今(2022年9月3日の為替1ドル=140.21円)は、140円出さないと買えない・・・。(>_<)

これを酒屋さんに直すと、
100円仕入れていたジュースを今まで120円(儲け20円)で売っていたのが、
140円で仕入れて今までどおり120円で売ると▲20円。売れば売るほど真っ赤っか。(^_^;)

これが為替の輸入取引です。

まとめ

と言うことは、今回、公益社団法人全国家庭電気製品公正取引協議会が変更した31円/kwhは今後電気代が上昇していくアクションです。さらに上昇していくと思っています。

今後の家電製品を買う商品の目安にしてみて下さい。

 

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