色一つで空間も私たちも変化させてくれます!
今回から不定期でインテリアカラーアドバイザーのERIKAさんのコラムをアップさせて頂きます。
ERIKAさんは、10年以上前から色を学びながら、現在では講師業もしながら色の魅力をお伝えされている方です。パーソナルカラー、カラーセラピー、インテリア関連と色にまつわることを生徒さんにお伝えしながら、カラーを通して生活の楽しみ方を教えている方です。
瞼を開いた瞬間から広がる色の世界
普段意識していないことを意識してみると、日常、瞳に映るすべての物に色が付いています。色は、目から入り、脳の視床下部に伝わります。
ちょっとした専門用語になってしまいますが、視床下部とは、「体温調節や代謝・睡眠など私たちの生命維持に必要な調節を担っている場所のこと」を言います。
つまり、色は自律神経に作用します。意外と影響力がある色は、疲れた心を癒すため、色のパワーに注目してみるのも1つです。
今回は、3点ほど皆様にご紹介させて頂きます。
イライラする時には青い色
青色=ブルーには、血圧を抑え、感情の興奮を鎮めてくれる作用があります。仕事中、どうにもこうにもイライラしたときは、青色の物を眺めてみましょう。
家や仕事でイライラして、ちょっと気分をリフレッシュしたい時には、ちょっと外に出て散歩をしながら青空を見るのもいいですよ。
また、青色グッツだって大丈夫です。もし周りに青い物が無ければ、青色を思い浮かべるだけでもOKです。そして、深呼吸をしましょう。少しずつ、気分が落ち着いてくると思います。
目の疲れにはグリーン
グリーンは、大自然の色。安心感やリラックスをもたらしてくれます。仕事で使う文房具にはグリーンを取り入れてみたり、パソコンの横に小さな観葉植物を置いてみるなど、良いです。
緑は、光の波長の中心にある色なので、一番見えやすい色、目に余計な負担をかけない色です。目から入ると、脳が「心地良い」と感じる色ですので、積極的に仕事場に限らずお家でも取り入れたい色の一つです。
記憶力と集中力を高めてくれる黄色
イエローには、精神を刺激して記憶力・集中力を強化してくれる作用があります。身近な文房具でお伝えしますとイエローの蛍光ペンです。文字をマーカーで線を引く行為は、自然と集中しながら行っています。
集中力以外にも、イエローは有彩色の中で一番明るい色で、気分も明るくなります。
パッと仕事を終わらせてプライベートな時間を楽しみたいときには、ファッションにもイエローを取り入れてみてください。上手に生活に色を取り入れることによって、ライフスタイルの変化を愉しんでください。
Written by インテリアカラーコーディネーター ERIKA