2023年1月もスタートしました。毎年、この時季は寒いですよね。3月にでもなれば段々と温かくなりますが、残り1カ月ちょっと・・・、2月が特に寒いですが、風をひかずになり切りたいものです。
今年は、兎年です。兎は飛躍の年らしいです。皆さんは、今年の目標は何にされましたか。私は、中国語を話せるようになることにしました。最近は中国人の方と接することが多いのですが、全く話せず、笑って過ごすだけが・・・つらく・・・
「你好,谢谢,再见」とこのようなレベルです。意思疎通できないのはちょっと嫌だと思い、中国語の勉強を始めました。来年の今頃はぺラペラかな?(^^)/
今回は、カラーにまつわる第二弾目!毎日、3食もしくは2食と食べている食事。食べ物をおいしく感じさせるのは味覚だけではなかったんです。お店の雰囲気や見た目も、大切ですよね。ご自身でお料理をする時も、料理を映えさせるために拘ったお皿に盛ったりしますよね。
感覚器官で一番使っているのは視覚!やはり見た目が大事!
私たちは、五感ですべてのものを感じ取っています。その感覚器官で一番使っているのは、視覚だったのです。割合は、なんと87%。だとしたら、料理を楽しむ「味覚」の割合はどのくらいなのでしょうか。
それは・・・なんと味覚はたったの1%。美味しい料理は、味覚と他の感覚器官で判断しているということですよね。「料理は見た目」、「目で楽しむ料理」と言う言葉を聞いたことがありませんか。
※五感の割合:視覚87%、聴覚7%、触覚3%、臭覚2%、味覚1%
でも「料理は見た目」なんて言われても、そんな腕ありません・・・、という方、安心してください。料理以外のちょっとした工夫で、食材をよりおいしそうに見せたり、食欲をかきたりすることができるんです。
カラー効果を使って、素敵な食事を演出!
カラーを使って、美味しい食事の切り替えられるちょっとした工夫をお伝えします!
1.照明を電球色に!
電球色とは、オレンジっぽく温かみのある光の色。暖色には料理をおいしくみせる効果があります。リラックス効果も抜群なので、食卓にはもってこいです。
2.うつわの色を選ぶ!
白のうつわは、トマトやほうれん草など、色鮮やかな料理の色をより一層引き立ててくれます。
黒のうつわは、煮物など茶色い料理や、グラタン・シチューなど白っぽい料理の色をぐっと引き立ててくれます。
カラフルなうつわは、食卓そのものを華やかにしてくれますので、うつわで彩りをプラスできます。
3.ランチョンマットを敷く
ランチョンマットはテーブルを保護したり食器の音を吸収するだけでなく、料理をおいしくみせる効果があります。赤やオレンジ、黄色などの暖色系の色は胃腸の動きを盛んにする効果があり、「食欲をそそる色」とされています。
また、花柄のデザインは食卓が華やぎ、気分を明るくしてくれます。ただし、マットの色が強すぎると料理よりマットに目がいってしまうため、ご注意を!
周辺の小物を使って、色効果を使うだけで食事の時間も楽しく過ごせるようになります。
普段の買い物にもスーパーなどには工夫が施されているんですよ。
毎日の買い物にも工夫が施されている!
料理そのものには関係ありませんが、食材を「よりおいしく見せる」効果を利用した例を少しあげてみますね。みなさんの身近なスーパーで目にすることができます!
みかんが赤いネットで売られているのは、脳が赤いネットごとみかんとして認識するため、より赤く熟しているように見せることができるのです。同様に、たまねぎはオレンジのネット、オクラは緑、にんにくは白いネットで売られていますよね。
これらも同じ理由なのです。もしみかんが緑のネットで売られていたら、おいしそうに見えるでしょうか?見えませんよね。普段何気なく目にしている食材に注目しながら、スーパーに行って見るのもワクワクするかもしれませんよ!?
栄養バランスの良い食事は健康の基本ですが、食事そのものを楽しみ、心も体も健康で幸せな時間を過ごしましょう!!
Written by インテリアカラーコーディネーター ERIKA